結婚式の受付挨拶完全ガイド!相手別の好印象文例と当日マナー
新郎新婦から信頼されて任される結婚式の受付係。会場に到着したゲストが最初に接する「両家の顔」となる重要な役割だけに、「どんな言葉で挨拶すれば失礼がないだろうか」「ご祝儀の受け取りやお車代の受け渡しでミスをしたらどうしよう」とプレッシャーを感じている方も多いはずです。
受付の現場では、相手の立場(友人、会社関係者、親族)に応じた適切な挨拶の使い分けや、スムーズな誘導が求められます。2026年現在のウェディングシーンにおける最新マナーを踏まえ、失敗しない挨拶例文から当日のタイムスケジュール、NGな言葉遣いまで実践的なノウハウを徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:受付は「新郎新婦側の代表」として立つため、ゲストへの「おめでとうございます」ではなく「ありがとうございます」が基本の挨拶となる。
- 要点2:友人、親族、主賓・会社上司など、来場者の立場ごとに言葉遣いや丁寧さを柔軟に切り替えることが好印象の鍵。
- 要点3:ご祝儀の受け取りやお車代の渡し方、芳名帳への案内など、事前に「やることの流れ」を把握しておけば当日の焦りやミスを確実に防げる。
【相手別・決定版】結婚式の受付挨拶例文集|友人・親族・関係者への使い分け
受付に立つ際、最も重要なのは「自分たちも招く側の立場(ホスト側)である」という意識です。ゲストから「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉をかけられたら、笑顔で「ありがとうございます」と返すのが鉄則です。
来場するゲストの立場に合わせた自然で丁寧な言い回しを押さえておきましょう。
◆ 一般ゲスト(友人・同僚など)への挨拶
「本日はご出席いただき、誠にありがとうございます。恐れ入りますが、こちらにご芳名をお願いできますでしょうか」
親しい友人が相手であっても、受付の場ではくだけすぎず、品のある丁寧語で対応するのがスマートです。
◆ 主賓・上司・会社関係者への挨拶
「本日はご多用の中、ご出席いただきまして誠にありがとうございます。新郎新婦も大変心待ちにしております。恐縮ではございますが、こちらにご記帳をお願い申し上げます」
◆ 親族への特別な挨拶
新郎新婦の親族が受付に来られた際は、一般的なゲストとは対応が異なります。親族も同じ「ホスト側」となるため、労いと敬意を込めた挨拶を行います。
「本日は誠におめでとうございます。新郎(新婦)の友人の〇〇と申します。本日は受付を務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」
◆ 友人代表スピーチ・余興担当者への確認
披露宴で特別な役割を担うゲストが来られたら、挨拶とともに確認の一言を添えます。
「本日はありがとうございます。本日のスピーチ(余興)、どうぞよろしくお願いいたします。進行スタッフにもご到着の旨をお伝えしておきます」
ご祝儀の受け取り方と芳名帳の案内|美しくスマートに見せる所作
受付でのメイン業務となるのが、ご祝儀のお預かりと芳名帳(ゲストブック)への記帳案内です。一連の動作をスムーズに行うための作法を押さえておきましょう。
1. ご祝儀を受け取る際の手順と言葉
ゲストが袱紗(ふくさ)からご祝儀袋を取り出し、差し出されたら、必ず両手で丁寧に受け取ります。
その際、「ありがとうございます。お預かりいたします」と一言添えて一礼します。「頂戴いたします」と言いがちですが、新郎新婦への贈り物を預かる立場であるため、「お預かりいたします」が最も適切な表現です。
2. 芳名帳・スマート芳名帳(QRコード等)の案内
ご祝儀を丁重に受け取った後、記帳へと案内します。
「恐れ入りますが、こちらにお名前(ご住所)のご記帳をお願いいたします」と手元を示しながら伝えます。近年普及しているWEB招待状やQRコードリーダーによる受付システムが導入されている会場では、「画面の受付コードをこちらにかざしてください」と分かりやすく誘導しましょう。
3. 席次表・引き換え券等の手渡し
記帳が終わったら、「ありがとうございます。こちらが本日の席次表でございます」と両手で手渡します。その後、「披露宴会場内(またはウェイティングスペース)へどうぞお進みください」と案内します。
お車代・心付けの渡し方|絶対に間違えてはならない重要チェック
受付の大切な任務の一つが、新郎新婦から預かった「お車代」や「心付け」の受け渡しです。渡す相手を間違えると重大なトラブルに発展するため、細心の注意を払いましょう。
受付台の裏に「お名前・金額・リスト」が記載されたチェックシートを用意し、該当のゲストが来られた際に確実に手渡します。
【スマートな渡し方の文例】
周囲の他のゲストに気づかれないよう、少し声を潜めて丁寧に渡すのがマナーです。
「〇〇様、新郎新婦(またはご両家)よりお預かりしております。どうぞお納めください」
渡した後は、リストの名前の横に必ずチェックを入れ、重複や渡し忘れがないようペアの受付担当者とダブルチェックを行いましょう。
当日のタイムスケジュールと「やることチェックリスト」
受付係は、一般ゲストよりも早い時間帯に会場入りする必要があります。当日の基本的な流れと確認事項をまとめました。
【受付当日の基本スケジュール】
- 挙式開始の約1時間〜1時間半前(受付開始の30分〜45分前):会場集合
ウェディングプランナーやキャプテン(進行責任者)から、当日の進行やお車代の預かり、遅刻者対応などの説明を受けます。 - 受付開始の15分前:両家への挨拶
控室にて、新郎新婦および両家のご両親に「本日受付を務めさせていただきます〇〇です。精一杯務めさせていただきます」と挨拶を交わします。 - 受付本番(約30分〜45分間):ゲストの受付対応
笑顔と落ち着いたトーンでゲストを迎え入れます。 - 受付終了後:金品確認と引き渡し
集まったご祝儀の袋数を数え、新郎側・新婦側それぞれの指定された親族(主に親御様)へ確実に引き渡します。
【受付係のやることチェックリスト】
- 筆記用具(筆ペン、サインペン)のインクが出るか確認したか
- 席次表やパンフレットの部数がゲスト数分揃っているか
- お車代・心付けのリストと対象者の名前が手元にあるか
- ご祝儀袋を保管する金庫または回収用バッグの場所を確認したか
- 荷物預かり(クローク)やトイレ、喫煙所の場所を把握しているか
口にしてはいけない「忌み言葉・重ね言葉」と身だしなみの心得
結婚式という慶事の場では、言葉選びや立ち居振る舞いにも特別な配慮が欠かせません。無意識に使ってしまいがちなNGワードには十分注意しましょう。
◆ 避けるべき「忌み言葉」
別れや不幸を連想させる言葉(別れる、切れる、終わる、帰る、失う、忙しい など)。
※「ご多忙」は「多忙」に「亡」が含まれるため、挨拶では「ご多用の中」と言い換えるのが正解です。
◆ 避けるべき「重ね言葉」
再婚を連想させるため、結婚式では重ね言葉(重ね重ね、ますます、たびたび、しばしば、くれぐれも など)を避けます。「重ねてお礼申し上げます」は「心よりお礼申し上げます」などに言い換えましょう。
◆ 受付にふさわしい服装と立ち居振る舞い
お辞儀をする機会が多いため、清潔感があり崩れにくい身だしなみを意識します。男性はシワのないスーツに清潔感のあるネクタイ、女性は露出を控えめにした上品なドレスを選び、お辞儀の際に胸元や髪が落ちてこないようハーフアップやまとめ髪にしておくのが理想的です。
【結婚式の受付挨拶】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:受付中に友人が来てフランクに話しかけられたらどう返すべき?
A1:「久しぶり!来てくれてありがとう!」と笑顔で返しつつも、後ろに他のゲストが並んでいる場合は「後でゆっくり話そうね。席次表はこちらです」と手際よく誘導しましょう。周囲にはご年配の親族や上司もいるため、最低限の節度を保つことが大切です。
Q2:受付の集合時間に遅刻しそうなゲストがいる場合はどう対応する?
A2:受付終了時間になっても来られないゲストがいる場合、受付係が個人的に連絡を取るのではなく、すぐに式場スタッフ(キャプテンやプランナー)に報告します。ご祝儀の引き渡しを済ませた後、スタッフが遅刻ゲストの対応を引き継いでくれます。
Q3:ご祝儀を渡されずに通り過ぎそうになったゲストにはどう声をかける?
A3:単に渡し忘れているケースがほとんどです。「恐れ入ります、恐縮ですがご祝儀をお預かりしてもよろしいでしょうか」と小声で優しく声をかけましょう。事前に会費制と案内されている場合や辞退されているケースもあるため、焦らず丁寧なトーンで確認することがポイントです。
まとめ:受付は「両家の顔」!自信を持って笑顔でゲストを迎えよう
結婚式の受付は、格式高いマナーやお車代の管理など責任を伴う役割ですが、基本の流れと挨拶のフレーズさえ頭に入れておけば決して難しいものではありません。
最も大切なのは、遠方や多忙なスケジュールの合間を縫って駆けつけてくれたゲスト一人ひとりに対し、心からの歓迎と感謝を込めた笑顔で接することです。新郎新婦の晴れ舞台を支える最初の立役者として、自信を持って堂々と受付を務め上げてください。 (出典: 結婚 式 受付 挨拶(Yahoo!ニュース))