歴代ポケモン映画を全作総まとめ!興収ランキングと最高傑作の真相
1998年の金字塔『ミュウツーの逆襲』から始まった劇場版ポケットモンスター。四半世紀以上にわたり、毎年の夏休みの風物詩として日本中の子どもたちや大人たちを熱狂させてきました。迫力のアクションだけでなく、命の尊厳や絆を問いかける重厚なストーリーは、今なお世代を超えて語り継がれています。
本稿では、全23作に及ぶ歴代劇場版アニメの公開順一覧をはじめ、興行収入ランキングの推移、SNSや映画レビューサイトで圧倒的人気を誇る「最高傑作・感涙作」の裏設定まで徹底取材。気になる休止の真相や、2026年現在の配信サブスク状況まで余すところなくお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:歴代興行収入1位は1作目『ミュウツーの逆襲』(72.4億円)で、2000年代後半のDPシリーズまで超高水準を維持。
- 要点2:「一番泣ける作品」として『水の都の護神』や『キミにきめた!』が今なお熱烈な支持を集め、ラストシーンの解釈が議論を呼ぶ。
- 要点3:2026年現在、歴代作品はAmazonプライム・ビデオ等の主要サブスクで見放題配信されており、いつでも名作を追体験可能。
【歴代ポケモン映画一覧】全23作品を公開順・世代別に総まとめ
ポケットモンスターの劇場版シリーズは、テレビアニメの各世代(シリーズ)と連動しながら進化を遂げてきました。これから全作を鑑賞する際、ポケモン映画を見る順番としては、やはり当時のアニメ放送やゲーム発売と足並みを揃えた「公開順」がもっともおすすめです。
歴代の長編全23作品を世代別に振り返ってみましょう。
【無印・カントー/ジョウト編】
・1998年:『ミュウツーの逆襲』(同時上映:ピカチュウのなつやすみ)
・1999年:『幻のポケモン ルギア爆誕』(同時上映:ピカチュウたんけんたい)
・2000年:『結晶塔の帝王 ENTEI』(同時上映:ピチューとピカチュウ)
・2001年:『セレビィ 時を超えた遭遇』(同時上映:ピカチュウのドキドキかくれんぼ)
・2002年:『水の都の護神 ラティアスとラティオス』(同時上映:ピカピカ星空キャンプ)
【アドバンスジェネレーション(AG)編】
・2003年:『七夜の願い星 ジラーチ』
・2004年:『裂空の訪問者 デオキシス』
・2005年:『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』
・2006年:『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』
【ダイヤモンド・パール(DP)編】
・2007年:『ディアルガVSパルキアVSダークライ』
・2008年:『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』
・2009年:『アルセウス 超克の時空へ』
・2010年:『幻影の覇者 ゾロアーク』
【ベストウイッシュ(BW)編】
・2011年:『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム / 白き英雄 レシラム』(2作同時公開)
・2012年:『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』
・2013年:『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』
【XY / XY&Z編】
・2014年:『破壊の繭とディアンシー』
・2015年:『光輪の超魔神 フーパ』
・2016年:『ボルケニオンと機巧のマギアナ』
【劇場版独自路線・リブート編】
・2017年:『キミにきめた!』
・2018年:『みんなの物語』
・2019年:『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』(3DCGリメイク)
・2020年:『ココ』
【歴代ポケモン映画 興行収入ランキング】メガヒット作と人気の推移
ポケモン映画の興行成績を検証すると、日本映画界におけるモンスターコンテンツとしての圧倒的な強さが浮き彫りになります。歴代興行収入の上位ランキングは以下の通りです。
【歴代ポケモン映画・国内興行収入ランキングTOP5】
1位:『ミュウツーの逆襲』(1998年)/72.4億円
2位:『幻のポケモン ルギア爆誕』(1999年)/64.0億円
3位:『ディアルガVSパルキアVSダークライ』(2007年)/50.2億円
4位:『結晶塔の帝王 ENTEI』(2000年)/48.5億円
5位:『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』(2008年)/48.0億円
記念すべき第1作『ミュウツーの逆襲』は、全米でも公開され週間興行ランキング1位を記録するなど、世界的な社会現象となりました。ミュウツーの逆襲の評価が高い理由は、単なるアニメ映画の枠組みにとどまらず、「自らの存在意義」「コピーとオリジナルの生命格差」という哲学的なテーマを真正面から描いた脚本家・首藤剛志氏の構成力にあります。
2000年代後半のダイヤモンド・パール期には「神と呼ばれしポケモンたち」の三部作構成が功を奏し、3作連続で興行収入45億円超を叩き出す黄金期を築きました。
【最高傑作・号泣ランキング】ファンが選ぶ「一番泣ける映画」と隠された真相
歴代作品の中で、大人のアニメファンや映画批評家からも「最高傑作」として名高い作品には、共通して胸を締め付けるドラマ性があります。
■ 第1位:『水の都の護神 ラティアスとラティオス』(2002年)
ヴェネツィアをモデルにしたアルトマーレの美しい街並み、coba氏と宮沢和史氏による情緒豊かなアコーディオン音楽、そして切ないラスト。長年ファンの間で議論が続く「ラストシーンでサトシにキスをしたのはカノンなのか、それともラティアスなのか」という真相について、制作陣は明確な答えを明かしていません。帽子を忘れた部屋のカットや少女の無言の微笑みなど、観客の想像に委ねる余白こそが本作を不朽の名作たらしめています。
■ 第2位:『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』(2005年)
かつて仕えたアーロンとの絆、そして「波導は我にあり」と自らを犠牲にして世界樹を救うルカリオの献身。時を超えて結ばれる主従の信頼関係と切なすぎる別れに、劇場中が涙に包まれました。
■ 第3位:『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』(2017年)
20周年記念作としてテレビシリーズ第1話をベースに再構築された本作。ネットの反応・評価では、旧作ファンからパラレルワールド設定に対する戸惑いの声があったものの、クライマックスでピカチュウがサトシの問いかけに「いつも、いっしょにいたいから…」と人間の言葉(サトシの心象風景)で応えるシーンの破壊力が凄まじく、「歴代屈指の号泣映画」として再評価されています。
【名曲揃い】歴代主題歌と劇場限定「幻のポケモン」配布の歴史
ポケモン映画の魅力は映像だけに留まりません。時代を彩った名主題歌と、ゲーム本編と連動した劇場プレゼント施策は、夏のエンタメ体験として不可欠な要素でした。
小林幸子さんが歌う『風といっしょに』(ミュウツーの逆襲)、安室奈美恵さんの『toi et moi』(ルギア爆誕)、ポルノグラフィティの『ブレス』(みんなの物語)など、歴代の主題歌はいずれも作品の世界観に寄り添う名曲揃いです。
また、劇場にニンテンドーDSやSwitchを持ち込んで受け取る「幻のポケモン配布」は、映画館へ足を運ぶ強力な動機となりました。
【主な歴代配布ポケモン】
・2003年:ジラーチ(ルビー・サファイアへ配布)
・2004年:デオキシス(オーロラチケット配布)
・2007年:ダークライ(特別技「ときのほうこう」「あくうせつだん」習得)
・2009年:アルセウス(映画館で全タイプ対応の特別個体を配布)
・2020年:ザルード/色違いのセレビィ(前売券・劇場配布)
ポケモン映画はなぜ休止したのか?「打ち切り」の噂と制作体制の転換
2020年12月公開の『劇場版ポケットモンスター ココ』を最後に、毎年恒例だった夏の新作映画の公開はストップしています。ネット上では「ポケモン映画は打ち切りになったのか?」という声も散見されますが、その背景には明確なメディア展開の転換があります。
1. コロナ禍によるスケジュール再編とCG/Webアニメへのシフト
2020年の『ココ』は感染拡大に伴い夏から冬へと公開延期を余儀なくされました。この期間を契機に、YouTube公式チャンネル等で配信される『薄明の翼』『雪ほどきし風』『放課後のブレス』といった高品質な短編Webアニメシリーズへの注力へと舵が切られました。
2. アニメ本編の主人公交代(サトシからリコ&ロイへ)
2023年春、テレビシリーズは26年間にわたり主役を務めたサトシから、新主人公リコとロイの物語『ポケットモンスター(2023)』へとバトンタッチしました。劇場版シリーズもまた、サトシの物語として一区切りを迎え、世界観の再構築期間に入ったと見做すのが自然です。
【2026年最新】歴代ポケモン映画を見るならどこ?配信サブスク一覧
「昔観たあの名作をもう一度見返したい」「子どもと一緒に歴代作品を一気見したい」という需要に対し、2026年現在の動画配信サービス(サブスク)の対応状況をまとめました。
現在、歴代ポケモン映画(長編23作+短編)は、主に以下のプラットフォームで視聴可能です。
・Amazonプライム・ビデオ(Prime Video)
定期的に全作見放題配信を実施しており、もっとも手軽に歴代映画を網羅できます。
・U-NEXT / DMM TV / Netflix
各サービスでも劇場版シリーズや特別長編エピソードが順次ラインナップされており、高画質で楽しむことができます。
配信ラインナップは時期によって入れ替わりがあるため、大型連休や夏休み前の配信特集をチェックするのが賢い視聴方法です。
【ポケモン 映画 歴代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ポケモン映画を初めて見る場合、どれから見るのがおすすめですか?
A1:完全新規の方や大人の方には、単独作としての完成度が極めて高い『水の都の護神 ラティアスとラティオス』や、シリーズの原点を再構築した『キミにきめた!』がおすすめです。初期の世界観を味わいたいなら『ミュウツーの逆襲』から順に追うのが王道です。
Q2:『ミュウツーの逆襲』と『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』の違いは何ですか?
A2:1998年公開のオリジナル版は2Dセルアニメーション、2019年公開の『EVOLUTION』はフル3DCGでリメイクされた作品です。物語の骨子は同一ですが、CGならではの質感や現代的なカメラワークで迫力あるバトルが描かれています。
Q3:新作映画が公開される可能性はもうないのでしょうか?
A3:公式から「劇場版の完全終了(打ち切り)」が発表されたわけではありません。テレビアニメ『ポケットモンスター』新シリーズの定着やゲーム新作の展開に合わせ、新たな主人公やアプローチによる劇場版の復活がファンの間でも大いに期待されています。
まとめ:スクリーンで輝き続けるポケモン映画の魅力と未来
四半世紀以上にわたり、ポケモンの劇場版は単なるキャラクター映画の枠を超え、家族の思い出やファンの胸に深く刻まれる傑作を生み出し続けてきました。
ポケモンと人間の絆、命への問いかけ、そして胸を打つ美しい音楽――。サブスク配信が充実した今だからこそ、当時の感動をもう一度、あるいは新たな世代の視点からじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。 (出典: ポケモン 映画 歴代(Yahoo!ニュース))